野球肘で悩んでいる選手へ
ボールを投げるときの肘の痛み、思うように投げられないもどかしさ、大好きな野球が楽しめない辛さ・・・
本当に苦しいですよね。
特に、機能面の低下による影響は深刻です。
- 球速の低下: 以前のように力強いボールを投げられなくなり、自信を失ってしまう。
- コントロールの乱れ: 狙った場所に正確に投げることができず、試合で本来の力を発揮できない。
- 投球フォームの崩れ: 痛みをかばうことでフォームが崩れ、他の部位にも負担がかかってしまう。
- 練習量の減少: 痛みのために十分な練習ができず、技術や体力の維持が難しくなる。
これらの機能低下は、野球選手にとって大きな悩みです。
でも、野球肘は、適切なトレーニングと日々のケアを続けることで、必ず良くなります。
また、投球フォームを見直すことも大切です。
肘に負担のかからないフォームを身につけることで、再発を予防することができます。
焦らず、ゆっくりと、野球肘を克服していきましょう。
野球肘がなかなか良くならない理由は?
1. 機能面の低下
- 柔軟性の低下: 肩甲骨や股関節の柔軟性が低下すると、投球フォームが崩れ、肘に負担がかかりやすくなります。
- 筋力不足: 肘周りの筋肉だけでなく、体幹や下肢の筋力不足も、投球フォームに影響し、肘への負担を増加させます。
- バランスの悪さ: 全身のバランスが悪いと、投球時に力が分散されず、肘に集中してしまい、負担がかかります。
2. 投球フォームの問題
- 肘下がり: 投球時に肘が肩よりも下がっていると、肘に過剰な負担がかかります。
- 手投げ: 手先だけで投げてしまうと、肘に負担が集中しやすくなります。
- フォームの癖: 肘に負担のかかるフォームの癖が抜けずにいると、症状が改善しにくいことがあります。
3. その他の要因
- 成長期: 成長期の選手は、骨や軟骨が未発達なため、野球肘になりやすい傾向があります。
- 精神的なストレス: 精神的なストレスは、体の緊張を高め、痛みを悪化させることがあります。
野球肘の具体的なセルフケアの方法
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1. アイシング
- 炎症を抑え、痛みを和らげるために、アイシングをこまめに行いましょう。
- ビニール袋に氷を入れて、肘に15〜20分程度当てます。
- 1日に数回、痛みが和らぐまで繰り返します。
2. ストレッチ
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肘周りの筋肉は肘の靭帯や骨についています。その柔軟性を保つことは、野球肘の予防・改善に繋がります。
以下のストレッチを、ゆっくりと気持ちよく伸ばすように行いましょう。
- 手首のストレッチ: 手のひらを上に向け、反対の手で指先を掴んでゆっくりと引っ張ります。
- 肘のストレッチ: 腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けて、反対の手で指先を掴んでゆっくりと引っ張ります。
- 肩のストレッチ: 腕を体の前で交差させ、反対の手で肘を掴んでゆっくりと引っ張ります。
3. 筋力トレーニング
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肘周りの筋肉を鍛えることで、肘の安定性を高め、負担を軽減することができます。肘の内側(前腕の内側)にある筋肉は特に大切です。
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以下のトレーニングを、無理のない範囲で行いましょう。
- リストカール: 手のひらを上に向け、ダンベルやペットボトルを持って手首を曲げます。
4. ウォーミングアップ・クールダウン
- 練習や試合前には、必ずウォーミングアップを行い、体を温めてから運動を始めましょう。
- 運動後には、クールダウンを行い、筋肉の疲労回復を促しましょう。
5. バランスの取れた食事
- バランスの取れた食事は、体の回復力を高め、野球肘の治癒を促進します。
- 特に、タンパク質は筋肉の修復に必要不可欠です。
6. 睡眠
- 十分な睡眠は、体の疲労回復を促し、野球肘の治癒を助けます。
これらを試しても症状が良くならない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!
きっとあなたの力になれるはずです!
もっと具体的にセルフケアの方法を知りたい!トレーニングをして予防をしたい!などご希望に対してもお応えいたします!
一緒に野球肘を改善させて、笑顔でプレーできるように頑張っていきましょう!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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