『朝の一杯が運命を決める! 忙しいあなたを救う「降圧ウォーター」の飲み方』について有資格者の院長が詳しく解説!【整体院oasis 木更津】

血圧と飲水は関係がある⁉︎

こんにちは!【整体院oasis】の院長です。

「血圧が高い」「体がだるい」「朝の目覚めが悪い」—これらの不調の裏には、あなたの知らない「体の水位」が深く関わっているかもしれません。

今回は、単に喉の渇きを潤すだけではない、水が持つ驚くべきパワーについて解説します。

特に、細胞レベルでの水の作用が、自律神経の乱れといかに結びつき、最終的に血圧を左右しているのかを、専門的な視点から掘り下げます。

 

1. 誰もが陥る「細胞の脱水」という落とし穴

私たちの体の約60%は水分ですが、この水分は単に体積を占めているわけではありません。細胞の内外の水分バランスこそが、生命活動の根幹を支えています。

隠れ脱水は「血液の浸透圧」を上げる

夜間の睡眠中、私たちは汗や呼吸を通じて約500mlの水分を失います。この失われた水分は、主に血液や細胞外液から補われます。

水分が減ると、血液中の塩分(ナトリウム)などの濃度が高くなり、血液の浸透圧(しんとうあつ)が急上昇します。浸透圧が高すぎる血液は、細胞から水分を吸い上げてしまい、体全体が「細胞の脱水」状態に陥ります。

 

血液ドロドロの先にある「血管の緊急事態」

血液の浸透圧の上昇は、体にとって非常に危険な「緊急事態」です。体はこれを察知すると、次の2つの強力な防衛策を発動します。

メカニズム①:バソプレシン(抗利尿ホルモン)の放出

脳の下垂体後葉から、バソプレシン(抗利尿ホルモン)という強力なホルモンが大量に放出されます。

●腎臓で水分を保持:
腎臓に働きかけ、尿として排出する水分を減らし、体内に溜め込もうとします。

●血管を強く収縮:
バソプレシンには、強力な血管収縮作用があります。脱水で血液量が減っているにもかかわらず、血管をぎゅっと締め付けることで、何とか血圧を維持しようとします。

この血管収縮が、血圧を上げる直接的な原因となります。

メカニズム②:交感神経の過緊張

体の水分が不足すると、自律神経系も生命維持のために警戒モードに入ります。血圧低下を防ぐため、活動・緊張モードである交感神経が過剰に興奮します。

交感神経が優位な状態が続くと、血管は常に緊張し、心拍数も高止まりします。これにより、血圧はさらに上昇し、日中のイライラ、集中力の低下、慢性的な肩こりといった自律神経失調の症状を引き起こすのです。

2. 「降圧ウォーター」の力!細胞・自律神経をリセットする作用

朝のコップ一杯の水は、この緊急事態モードを速やかに解除する「リセットボタン」の役割を果たします。

細胞への潤い:「浸透圧」の正常化

起床後すぐ水を飲むことで、吸収された水分は速やかに血液に入り、濃縮されていた血液を薄めます。

●バソプレシンの抑制:
血液の浸透圧が正常レベルに戻ると、脳は「緊急事態は終わった」と判断し、バソプレシンの放出が止まります。

●血管の拡張:
バソプレシンの収縮作用が解除され、血管が自然に拡張します。これにより血流抵抗が下がり、血圧が安定します。

●細胞機能の回復:
細胞外液の濃度が適正に戻ることで、脱水していた細胞が水分を取り戻し、栄養素や酸素の運搬、老廃物の排出といった細胞本来の機能が回復します。

胃腸刺激による「副交感神経」への誘導

さらに、水を飲む行為は自律神経の切り替えに決定的な役割を果たします。

冷たすぎる水は交感神経を刺激しますが、常温や白湯をゆっくり飲むと、その刺激が胃腸に伝わり、リラックスモードである副交感神経を優位にします。

朝の緊張を解き、穏やかな気持ちで一日をスタートできるのは、この**「水による内臓からの副交感神経への誘導」**のおかげなのです。

 

3. 【実践編】効果を最大化する「細胞と自律神経のための」飲み方

「降圧ウォーター」の力を最大限に引き出し、細胞と自律神経を整えるための飲み方です。

ポイント 詳細 理由・効果
飲む
タイミング
起床後すぐ、コップ1〜2杯(200〜400ml)。 血液の浸透圧が最も高い「魔の時間帯」を乗り切るため、夜間の脱水を一秒でも早く解消します。
水の温度 常温または白湯
(ぬるま湯)を厳守。
冷水は胃腸に急激な刺激を与え、交感神経を刺激してしまうため、自律神経を乱す原因になります。
飲み方 一気に飲まず、ゆっくりと時間をかけて 穏やかに胃腸を刺激し、副交感神経への移行を促します。細胞が水分をゆっくりと吸収する猶予を与えます。
飲む水の質 ミネラルウォーターや浄水 不純物が少なく、細胞がスムーズに吸収できる水を選びましょう。

 

まとめ:施術と細胞ケアで健康を再起動

「朝の一杯の降圧ウォーター」は、細胞レベルで体に潤いを与え、自律神経のスイッチを「緊張」から「リラックス」へと切り替える、最も安価で効果的な健康投資です。

当院の施術は、自律神経の乱れによって凝り固まった筋肉や骨格の緊張を解き、神経の流れを整えることを得意としています。

●外側から: 施術で自律神経の土台を整える。

●内側から: 水分補給で細胞環境と血液を改善する。

この両輪のアプローチで、あなたの体は本来の安定した状態を取り戻します。血圧や慢性的な不調に悩んでいる方は、ぜひ「朝のコップ一杯」の習慣を始めるとともに、根本的な改善のために当院にご相談ください。

お水に関するブログも過去に掲載されています。

ぜひ、一読ください。

 

何故、水が体に重要なのか?水の重要性と1日に必要な摂取量や摂取方法の疑問点を解説

https://oasis-bodyslinkmind.com/blog/栄養/mizu-sesshu-hito-seitai.html

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ABOUT US
金子 隆一
高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。