オスグッド・シュラッター病で悩まれている方へ
膝の痛みに悩まされ、大好きなスポーツを思い切り楽しめない日々。本当に辛いですよね。
少しでも運動するとすぐに膝が痛み出し、思うように体が動かせませんでした。
「いつになったら治るんだろう…」
「もうスポーツを諦めなければいけないのかな…」
そんな不安で押しつぶされそうな気持ち、痛いほどよく分かります。でも、どうか諦めないでください。適切な予防とケアを行うことで、改善することができます。
ここでは、オスグッド・シュラッター病の予防について、「靴」について解説していきます。
『靴』の機能
靴は、私たちの生活において非常に重要な役割を果たしています。
単に足を保護するだけでなく、快適な歩行をサポートし、健康にも影響を与える多岐にわたる機能を持っています。
1. 足の保護
- 外的要因からの保護:
- 靴は、地面の凹凸、鋭利な物体、暑さ、寒さ、雨など、さまざまな外的要因から足を保護します。
- 特に、作業靴や安全靴は、特定の危険から足を保護するために設計されています。
- 衝撃の吸収:
- 歩行や走行時に足にかかる衝撃を吸収し、足への負担を軽減します。
- これにより、関節や筋肉への負担を軽減し、疲労を軽減します。
2. 歩行のサポート
- 安定性の向上:
- 靴は、足の安定性を高め、歩行や走行時のバランスを保ちやすくします。
- 特に、スポーツシューズは、運動時の安定性を高めるために設計されています。
- 推進力の向上:
- 靴は、地面を蹴り出す力を効率的に伝え、推進力を向上させます。
- これにより、より少ない力で効率的に移動できます。
- 歩行の補助:
- 足の動きをサポートし、スムーズな重心移動を誘導します。
オスグッド・シュラッター病がなかなか良くならない原因は『靴』?
靴を選ぶ時に、少し大きめのサイズを選ぶ方が多いかと思います。
適正なサイズであれば良いですが、過剰に大きいサイズ『オーバーサイズ』は足に大きな負担をかけてしまいます。
オーバーサイズの靴がオスグッド・シュラッター病に与える影響
- 不安定な歩行:
- オーバーサイズの靴は、足が靴の中で動きやすくなり、歩行や運動時の安定性を損ないます。
- これにより、膝への負担が増加し、オスグッド病の症状を悪化させる可能性があります。
- 過剰な負担:
- オーバーサイズの靴を履いていると、靴の中で足が滑り、無意識のうちに足の指や筋肉に余計な力が入ります。
- この過剰な負担が、膝への負担を増大させ、オスグッド病の発症リスクを高める可能性があります。
- 衝撃の吸収不足:
- オーバーサイズの靴は、足と靴の間に隙間ができやすく、着地時の衝撃を十分に吸収できません。
- そのため、膝への衝撃が直接伝わりやすくなり、オスグッド病の症状を悪化させる可能性があります。
オスグッド・シュラッター病の予防のための靴選びのポイント
- 適切なサイズ:
- 足にぴったりとフィットするサイズの靴を選びましょう。
- つま先に少し余裕がある程度のサイズが適切です。
*足長に対してプラス1〜1.5センチが適正サイズと言われています
- 安定性:
- 足首をしっかりとサポートし、安定性の高い靴を選びましょう。
- クッション性:
- 着地時の衝撃を吸収してくれる、クッション性の高い靴を選びましょう。
- 用途に合った靴:
- スポーツの種類や、運動する場所に合わせて、適切な靴を選びましょう。
- 靴の履き方:
*靴を履く時にはつま先を立てて、足を踵の方にずらしてから靴紐を結んでいきましょう。
当整体院が対応した膝痛の施術例
靴の選び方・履き方を詳しく知りたい方は、【整体院oasis】までお気軽にお声掛けください!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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