体がガチガチだと、鼻詰まりも長引きやすい?
花粉症が辛いこの時期、実は「肩こりや首の詰まりがひどくなった」と感じる方が多くいらっしゃいます。 絶え間ない鼻水やくしゃみは、想像以上に体力を消耗させ、無意識に体に力が入ってしまうからです。
実は、この「体の緊張」こそが、鼻詰まりなどの症状をさらに長引かせる原因になっているかもしれません。
理学療法士の視点:なぜ「整える」ことが大切なのか
花粉症はアレルギー反応ですが、その症状の出方は「自律神経の状態」や「血流」に左右されます。
①自律神経のバランスをサポート
鼻の粘膜の腫れや鼻水は、自律神経(交感神経・副交感神経)の働きと密接に関わっています。疲労やストレスで自律神経が乱れると、粘膜が過敏になりやすく、症状を強く感じやすくなります。背骨周りや胸郭を動かすことで、リラックスを促し、過敏な状態を落ち着かせる一助となります。
②顔まわりの循環(めぐり)を促す
首や肩の筋肉が固まると、頭部から心臓へ戻る血液やリンパの流れが滞りやすくなります。これが鼻の粘膜の「腫れ(むくみ)」を引きにくくする一因となります。首周りの緊張を解くことは、スムーズな循環を助けることにつながります。
※ご注意: ストレッチは花粉症そのものを治療するものではありませんが、体が本来持つ「整える力」をサポートし、不快な症状を和らげるコンディショニングとして有効です。
鼻の通りをサポートする「コンディショニング・ストレッチ」
薬などの対策と合わせて行いたい、2つの優しいケアをご紹介します。
① 深呼吸を導く「胸郭の解放」
鼻詰まりの時は呼吸が浅くなりがちです。
①:座った状態で、両手を後ろに回して椅子を掴むか、手を組みます。
②:ゆっくりと息を吸いながら、胸の真ん中を少し上に引き上げます。
③:無理のない範囲で3〜5回深呼吸を繰り返します。
② 首元の「緊張リセット」
①:鎖骨のすぐ下あたりに、手のひらを優しく当てます。
②:そのまま首をゆっくりと反対側へ倒し、首筋が軽く伸びるのを感じます。
③:15秒ほどキープし、呼吸を止めないように意識しましょう。
季節の変わり目を、少しでも穏やかに
花粉症によるイライラや体力の消耗は、体からのサインでもあります。 ストレッチで体を緩める時間は、自分をいたわる時間でもあります。少しでも呼吸が楽になり、心に余裕が生まれるきっかけになれば幸いです。
当院では、お一人お一人の姿勢や呼吸の状態に合わせた調整を行っています。「この時期を少しでも楽に乗り切りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。


















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