なかなか変わらない腰痛でお悩みの方へ
「腰が痛くてマッサージに行ったけれど、その場しのぎで終わってしまう…」 そんな経験はありませんか?
実は、腰そのものに原因がない場合、その真犯人はお尻の横にある「中殿筋(ちゅうでんきん)」かもしれません。
今回は、なぜ中殿筋が腰痛を引き起こすのか、医学的な研究データを交えながら詳しく解説します。
1. 中殿筋とは?その重要な役割
中殿筋は、骨盤の横側に位置する筋肉で、主に「股関節の外転(足を横に開く動き)」や「歩行時の骨盤の安定」を担っています。
私たちが片足立ちになったとき、骨盤が反対側に傾かないようにグッと支えてくれているのがこの筋肉です。ここが機能不全に陥ると、体はバランスを崩し、そのシワ寄せがダイレクトに腰へと向かいます。
2. 医学論文が示す「腰痛患者と中殿筋」の相関関係
近年の研究では、慢性腰痛患者における中殿筋の状態について、興味深い報告が多数なされています。
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筋力の低下と萎縮:多くの医学論文(例:Cooper et al., 2016)において、慢性腰痛を持つ人は、健康な人に比べて中殿筋の筋萎縮(痩せて弱くなること)や筋力低下が顕著であることが示唆されています。
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筋筋膜性トリガーポイント:中殿筋にできた「コリの親玉(トリガーポイント)」が、腰や臀部に痛みやしびれを飛ばす「関連痛」を引き起こすことは臨床上非常によく知られています。
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歩行パターンの変化:中殿筋が弱くなると、歩くたびに骨盤が揺れる(トレンデレンブルグ徴候に近い状態)ため、腰椎(腰の骨)に過度な剪断力(ズレる力)がかかり、炎症を招く要因となります。
3. なぜ「中殿筋」が硬くなるのか?
現代のライフスタイルには、中殿筋を痛める罠が潜んでいます。
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長時間のデスクワーク:座りっぱなしで中殿筋が圧迫され続け、血流が悪化する。
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立ち方のクセ:片足に体重を乗せて立つ「休め」の姿勢が多い。
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運動不足による機能不全:使われない筋肉は柔軟性を失い、いざ動く時に過負荷がかかる。
4. 当院のアプローチ:腰ではなく「土台」を治す
当院では、腰痛を「結果」として捉え、その「原因」である中殿筋の状態を徹底的に評価します。
①触診と筋力テスト:中殿筋が正しく機能しているか、トリガーポイントが形成されていないかを確認します。
②筋膜リリースと手技療法: 硬化した中殿筋を緩め、骨盤の本来の動きを取り戻します。
③再発防止の運動療法: 緩めるだけでなく、中殿筋を正しく「使える」ようにするための簡単なエクササイズを指導します。
あなたの腰痛、諦めないでください
腰を揉んでも治らない痛みは、あなたの骨盤を支える「中殿筋」からのSOSかもしれません。医学的根拠に基づいた的確なアプローチで、痛みのない生活を取り戻しませんか?
「最近、お尻の横が硬いな」「歩くと腰に響く」と感じている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
https://oasis-bodyslinkmind.com/blog/腰痛

その他、腰痛に関するブログもご参照ください。

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。

















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