野球肘で悩まされている選手へ
投球動作における機能面の低下は、パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。
ボールを思い切り投げられないもどかしさや、以前のような力強さを発揮できないことは、精神的にも辛いものです。さらに、痛みが続くことで、プレーへの集中力が欠け、チームへの貢献ができないことに対する焦りも感じるでしょう。
しかし、適切な施術を受け、セルフエクササイズをすることで、再び自分の力を取り戻すことが可能です。
焦らず、少しずつ回復を目指していきましょう。あなたの努力は必ず実を結びます。
野球肩が良くならない理由は
主に機能面に起因します。肩関節の構造的な問題や筋肉の不均衡が影響します。
特に、回旋筋腱板や肩甲骨周囲の筋肉が弱いと、投球時に過度な負担がかかり、痛みが持続します。また、投球動作のフォームが不適切である場合、肩に余計なストレスがかかり、回復が遅れます。
その機能面の問題に対して、適切なアプローチをおこなっていかなければ思うような回復は見込めません。
肩の可動域や筋力が回復せず、再発のリスクが高まります。
心理的な要因も無視できず、痛みへの恐怖から動作を避けることで、さらに機能が低下することがあります。これらの要因が重なり合い、野球肩の回復を妨げるのです。
野球肩に対するセルフケア
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1. アイシング
- 方法: 肩の痛みがある部分に氷を包んだタオルやアイスパックを15〜20分間当てます。
- 効果: 炎症を抑え、痛みを軽減します。
2. ストレッチ
- 肩のストレッチ:
- 片方の腕を横に伸ばし、反対の手で軽く引っ張ります。20〜30秒キープ。
- 肩を回す運動(前回し、後回し)を行い、可動域を広げます。
*特に投球で負担のかかりやすい肩の後ろ側の硬さによって可動域制限が起こりやすいです
3. 筋力トレーニング
- 軽いダンベルやゴムバンドを使用:
- 外旋運動や内旋運動を行い、肩周りの筋肉を強化します。
- 10〜15回を1〜3セット行います。
*肩だけでなく、肩甲骨周りの筋肉の強化も必要です。
4. 休息とリカバリー
- 適切な休息を取る:
- 過度な使用を避け、痛みがある場合は無理をしないことが重要です。
- 睡眠を十分に取り、体を回復させます。
これらを試しても症状が良くならない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!
きっとあなたの力になれるはずです!
もっと具体的なセルフエクササイズの方法を知りたい!トレーニングで予防したい!など、様々なご希望に対してもお応えいたします!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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