膝痛・変形性膝関節症でお悩みの方へ
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々に摩耗し、関節の痛みやこわばりを引き起こす疾患です。この病気に悩む方々にとって、膝の痛みは日常生活に大きな影響を与えるものです。特に、膝の痛みがふくらはぎにまで影響を及ぼすことがあります。
膝関節が痛むと、無意識のうちにその膝をかばうような動きが生じます。このかばう動作は、ふくらはぎの筋肉に余分な負担をかけることになります。例えば、膝を曲げることが難しい場合、歩く際にふくらはぎの筋肉を使って体を支えようとするため、筋肉が緊張し、痛みを感じることがあります。
また、膝の痛みが続くことで、運動量が減少し、筋力が低下することもあります。筋力が低下すると、ふくらはぎの筋肉も弱くなり、さらに膝に負担がかかるという悪循環が生まれます。このように、膝とふくらはぎは密接に関連しており、一方の痛みがもう一方に影響を及ぼすことがあるのです。
変形性膝関節症の方々にとって、膝の痛みは非常に辛いものですが、ふくらはぎの痛みもまた、日常生活において大きなストレスとなることがあります。痛みを軽減するためには、適切な治療が重要です。膝とふくらはぎの筋肉をバランスよく鍛えることが、痛みの軽減につながるでしょう。あなたの痛みを理解し、少しでもお力になれれば幸いです。
ふくらはぎの働きは?
ふくらはぎは、下肢の後面に位置する筋肉群で、主に「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋(ひらめきん)」から構成されています。
これらの筋肉は、足首や膝の動きに重要な役割を果たしており、日常生活やスポーツ活動において欠かせない存在です。
解剖学的な面
①:腓腹筋 腓腹筋は、ふくらはぎの上部に位置し、二つの頭(内側頭と外側頭)から成り立っています。これらの筋肉は、膝を曲げる動作や足首を伸ばす動作に関与しています。腓腹筋は、アキレス腱を通じてかかとに付着しており、足を地面から押し上げる際に重要な役割を果たします。
②:ヒラメ筋 ヒラメ筋は腓腹筋の下に位置し、主に足首の動きに関与しています。ヒラメ筋は、足をつま先立ちにする際や、歩行時に地面を押す力を生み出すために重要です。
運動学的な面
ふくらはぎの筋肉は、主に以下のような動作に関与しています。
①:歩行 歩行時には、ふくらはぎの筋肉が地面を押し上げることで、体を前に進める役割を果たします。特に、つま先で地面を蹴る際に腓腹筋とヒラメ筋が活躍します。
②:ジャンプ ジャンプをする際には、ふくらはぎの筋肉が強力に収縮し、地面を押し返す力を生み出します。これにより、体が上に持ち上がります。
③:バランス 立っているときや不安定な場所でのバランスを保つためにも、ふくらはぎの筋肉は強力に収縮します。姿勢を保ちます。
当整体院が対応した膝痛の症例
「 変形性膝関節症の激痛と歩けなくなる不安から解放されました! 」
変形性膝関節症の激痛と歩けなくなる不安から解放されました。背術を重ねる毎に痛みは減り先生への信頼感は増すばかりです。丁寧な施樹と説明から先生のお人柄と勤勉さが伝わり且つ結果を出してくださいます!
まだまだ、課題が多いですが今後とも宜しくお願い致します。
「感謝」に尽きます。
膝に関係するふくらはぎのセルフケアの方法は?
変形性膝関節症による痛みは、膝周辺の筋肉や靭帯に負担がかかることが原因の一つです。ふくらはぎのセルフケアは、膝の負担を軽減し、痛みを和らげるのに役立ちます。以下に具体的な方法をいくつかご紹介します。
1. ストレッチ
ふくらはぎの筋肉を柔軟に保つことが重要です。以下のストレッチを試してみてください。
▶︎ふくらはぎのストレッチ
- 壁に手をついて、片足を後ろに引きます。
- 後ろの足のかかとを床につけたまま、前の膝を曲げます。
- 後ろの足のふくらはぎが伸びるのを感じながら、20〜30秒キープします。
- 反対側も同様に行います。
2. マッサージ
ふくらはぎの筋肉をほぐすことで、血行を促進し、痛みを軽減できます。
▶︎セルフマッサージ
- 座った状態で、片方の足をもう一方の膝の上に置きます。
- 指の腹を使って、ふくらはぎの筋肉を優しく押したり、さすったりします。
- 特に痛みを感じる部分を重点的に、5〜10分間行います。
3. 温熱療法
温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。
▶︎温湿布やお風呂
- 温湿布をふくらはぎに当てるか、ぬるめのお風呂に入ります。
- 15〜20分程度、温めることでリラックス効果が得られます。
4. 適度な運動
膝に負担をかけない範囲での運動が効果的です。
水中ウォーキング:水の中でしっかりと床を蹴ることでふくらはぎの運動になります
エアロバイク:体重をかけずにペダルをしっかりと踏み込むことでふくらはぎの運動になります
これらを試しても症状が改善しない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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