オスグッド・シュラッター病に悩まされているあなたへ
- 練習を休んでも動き出すとまた痛み出す
- ストレッチをしてもなかなか良くならない
- 筋力トレーニングをしても改善しない
成長期の膝の痛み、本当に辛いですよね。 思うように動けないもどかしさ、 周りの友達との差に焦る気持ち、 そしてなかなか治らない痛みがいつまで続くのかという不安。
練習を休むと、周りに置いていかれるんじゃないか、試合に出られなくなるんじゃないか、そんな焦りも生まれてくるかもしれません。
いくら自分でストレッチや筋力トレーニングをしても、動き出すとまた痛みがぶり返す…。
ただやみくもに行うだけではなかなか改善はしていきません。
自分の状態に合ったセルフケアを行うことが大切です。
この文章であなたの心が少しでも軽くなるきっかけになれば幸いです。
オスグッド・シュラッター病がなかなか良くならない理由は?
1. 成長期の特性
オスグッド・シュラッター病は、成長期に骨が急速に成長する過程で、腱が骨を引っ張ることで起こります。そのため、成長が止まらない限り、完全に痛みがなくなることは難しい場合があります。
2. 過度な運動:
痛みを抱えながらも、運動を続けてしまうと、炎症が悪化し、治癒を遅らせる原因になります。
3. 不適切な治療
適切な治療を受けずに、自己流のストレッチやマッサージ、誤った安静方法を続けていると、症状が悪化する可能性があります。
4. 柔軟性の不足
太ももの前側や裏側の筋肉、ふくらはぎの筋肉などが硬いと、膝への負担が増え、痛みが治まりにくくなります。
5. 身体の歪み
骨盤や股関節の歪みがあると、膝に負担がかかりやすくなり、症状が慢性化する原因になります。
6. 栄養不足
骨や筋肉の成長に必要な栄養素が不足すると、治癒が遅れることがあります。
7. 精神的なストレス
痛みに対する不安や焦りなどの精神的なストレスは、筋肉の緊張を高め、痛みを増幅させる可能性があります。
これらの要因が複合的に関わっている場合、オスグッド・シュラッター病がなかなか良くならないことがあります。
オスグッド・シュラッター病の3つの主要なセルフケアを紹介
1. アイシング
- 炎症を抑え、痛みを軽減する効果があります。
- 1回15〜20分程度、1日に数回行いましょう。
- 冷凍庫で冷やした保冷剤や氷嚢を使用し、タオルで包んでから患部に当てます。
- 直接肌に当てると凍傷の恐れがあるため、必ずタオルなどを挟んでください。
2. ストレッチ
- 筋肉の柔軟性を高め、膝への負担を軽減します。
- 特に、太ももの前側(大腿四頭筋)と裏側(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉を重点的に行いましょう。
- 痛気持ち良い程度の力加減で、ゆっくりと筋肉を伸ばします。
- 各ストレッチを20〜30秒間キープし、数回繰り返します。
- 運動前後のウォームアップ・クールダウンにもストレッチを取り入れましょう。
具体的なストレッチ例
- 大腿四頭筋のストレッチ
- 立った状態で片足を後ろに曲げ、手で足首を持ちます。
- 膝を床に近づけるように、太ももの前側を伸ばします。
- ハムストリングスのストレッチ
- 座った状態で片足を伸ばし、もう片方の足は曲げます。
- 伸ばした足のつま先を持ち、ゆっくりと上体を倒します。
- 太ももの裏側が伸びているのを感じます。
- ふくらはぎのストレッチ
- 壁などに手をついて立ち、片足を後ろに引きます。
- 前足の膝を軽く曲げ、後ろ足のかかとを床につけたまま、ふくらはぎを伸ばします。
3.食事・睡眠
- バランスの取れた食事を心がけ、骨や筋肉の成長に必要な栄養素を摂取しましょう。
- 睡眠をしっかりとって、疲労回復を促しましょう。
これらのセルフケアを継続することで、オスグッド・シュラッター病の症状を緩和し、より快適に運動に取り組むことができるでしょう。
けれどこれらを試しても症状がなくならない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!
きっとあなたの力になれるはずです!
一緒に痛みを解消して、笑顔でスポーツを楽しみましょう!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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