足底腱膜炎のセルフケアを国家資格を保有した整体師が解説【整体院oasis 木更津】

足底腱膜炎でお悩みの方へ

朝起きての一歩目、立ち仕事の夕方、ふとした瞬間にズキッと走るかかとの痛み。

まるで足の裏に針が刺さったような、あの耐え難い痛み。

経験された方なら、その辛さは痛いほどよく分かります。

「もう、どこにも行けないんじゃないか…」

そう思ってしまうほど、痛みは日常生活を大きく制限しますよね。

でも、どうか諦めないでください。足底腱膜炎は、適切なケアと少しの工夫で、必ず改善できる症状なのです。

この痛みから解放され、再び軽やかに歩ける日々を取り戻すために、足底腱膜炎のセルフケアについてまとめました。

足底腱膜炎がなかなか良くならない理由は?

足底腱膜炎がなかなか良くならない理由は、いくつかの要因が考えられます。

1. 根本的な原因への対処不足:

  • 足底腱膜炎は、足底腱膜への過剰な負荷によって引き起こされます。原因となる要因(例えば、長時間の立ち仕事、過度な運動、体重増加、足のアーチの異常など)を特定し、それらに対処する必要があります。
  • 原因を特定せずに、痛みを抑えるだけの対処療法を行っている場合、症状が一時的に改善しても再発を繰り返すことがあります。

2. 誤ったセルフケア:

  • 自己流のストレッチやマッサージが、かえって症状を悪化させている場合があります。
  • 痛みを我慢して運動を続けたり、無理なストレッチを行うと、炎症が長引く可能性があります。
  • 足に合わない靴を履き続けることも、症状を悪化させる原因となります。

3. 慢性化:

  • 足底腱膜炎を放置すると、炎症が慢性化し、治りにくくなることがあります。
  • 慢性化すると、足底腱膜の変性が起こり、治療に時間がかかる場合があります。

4. 他の疾患との合併:

  • 足底腱膜炎と似た症状を示す他の疾患(例えば、踵骨棘、足根管症候群など)が合併している場合があります。
  • 他の疾患が原因で痛みが起こっている場合、足底腱膜炎の治療だけでは症状が改善しません。

5. 全身のバランスの崩れ:

  • 足だけでなく、全身のバランスが崩れている場合、足底腱膜に負担がかかりやすくなります。
  • 例えば、骨盤の歪みや股関節の柔軟性低下などが、足底腱膜炎の原因となることがあります。

6. 加齢:

  • 加齢に伴い、足底腱膜の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすくなります。
  • また、加齢により、組織の修復力が低下するため、治癒に時間がかかる場合があります。

7. 医療機関での治療の遅れ:

  • 症状が改善しない場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受ける必要があります。
  • 自己判断で治療を続けると、症状が悪化したり、他の疾患を見逃してしまう可能性があります。

足底腱膜炎のセルフケアの方法は?

足底腱膜炎のセルフケアについてですね。ご自身でできるケアをいくつかご紹介します。

1. ストレッチ

  • アキレス腱のストレッチ:
    • 壁に両手を付き、片足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばします。
    • 膝を伸ばした状態と、軽く曲げた状態の両方でストレッチしましょう。
  • 足底腱膜のストレッチ:
    • 座った状態で、足の指を手に持ち、ゆっくりと反らせます。
    • 足首を回すストレッチも効果的です。
  • テニスボールを使ったストレッチ:
    • テニスボールやゴルフボールを足の裏で転がし、足底腱膜をマッサージします。

2. アイシング

  • 痛む部分を1回15~20分、1日数回冷やします。
  • 氷を直接当てず、タオルなどで包んで冷やしましょう。

3. マッサージ

  • 足の裏全体を優しくマッサージします。
  • 特にかかとや土踏まずを重点的に行いましょう。

4. 休息

  • 痛みが強い時は、できるだけ安静に過ごしましょう。
  • 長時間の立ち仕事や運動は避け、足を休ませることが大切です。

5. 靴の見直し

  • クッション性の高い靴やインソールを選びましょう。
  • ハイヒールなど、足に負担のかかる靴は避けましょう。

6. その他

  • 体重管理も大切です。過体重は足への負担を増やします。

注意点

  • ストレッチやマッサージは、痛みを感じない範囲で行いましょう。
  • 無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。

これらのセルフケアを継続することで、足底腱膜炎の症状緩和や改善が期待できます。

改善には少し時間がかかるかもしれませんので、根気強く行なっていきましょう!

足底腱膜炎のご相談は【整体院oasis】まで、お気軽にお声掛けください。

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ABOUT US
金子 隆一
高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。