腰痛でお悩みの方へ
1日の座位時間はどのくらいでしょうか?
デスクワークの方は特に長いと思います。
その座位時間と長いと健康に影響を及ぼすことをご存知ですか?
日本人の座位時間は、世界的に見ても非常に長いことが知られています。
オーストラリアの研究機関の調査によると、日本人の成人の平均座位時間は1日約7時間で、調査対象となった20カ国の中で最も長いという結果が出ています。
また、別の調査では、日本人の1日の総座位時間の平均は、男性で約5時間、女性で約5時間半という結果も出ています。
これらの調査結果から、日本人の座位時間は世界的に見ても長く、健康に悪影響を及ぼす可能性があると言えます。
特に、デスクワークなど長時間座りっぱなしの作業をしている人は、座位時間が長くなる傾向があります。
腰痛と座位時間の関係について
座位時間が長くなると、以下のような健康リスクが高まることが知られています。
- 生活習慣病: 糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まります。
- 心血管疾患: 心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクが高まります。
- がん: 結腸がん、子宮体がんなどの特定のがんのリスクが高まります。
- メンタルヘルス: うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題のリスクが高まります。
- 死亡リスク: 全体的な死亡リスクが高まります。
長時間の座位姿勢は、腰痛も引き起こす原因の一つとして考えられています。
座位時間が長くなると腰痛を引き起こす原因
- 椎間板への負担: 座っているときは、立っているときよりも椎間板にかかる圧力が増加します。長時間の座位は、椎間板への負担を増大させ、腰痛の原因となる可能性があります。
- 筋肉の緊張: 座っている間は、腰周りの筋肉が緊張しやすくなります。特に、姿勢が悪い状態での長時間の座位は、筋肉の疲労を招き、腰痛を引き起こすことがあります。
- 血行不良: 長時間座っていると、下半身の血行が悪くなり、筋肉や組織への栄養供給が滞る可能性があります。これも、腰痛の原因の一つと考えられています。
座位時間と腰痛に関する研究や調査
- 座位時間が長くなると、腰痛のリスクが高まるという研究結果があります。
- 日本人の座位時間は世界的に見ても長く、腰痛に悩む人の割合も高い傾向にあります。
- デスクワークなど、長時間座りっぱなしの作業は、腰痛を引き起こしやすいことが知られています。
腰痛を予防するための対策とセルフケア
座位時間の長い方へ、腰痛を予防するための対策をお伝えします。
- こまめな休憩: 30分~1時間に一度は立ち上がって、体を動かすようにしましょう。
- 正しい姿勢: 椅子に深く腰掛け、背骨を伸ばした正しい姿勢を保つようにしましょう。
- ストレッチ: 座っている間に、腰や背中の筋肉を伸ばすストレッチを定期的に行いましょう。
- 運動: ウォーキングや軽い運動を習慣にすることで、腰周りの筋肉を強化し、血行を促進することができます。
- 椅子や作業環境の見直し: 自分に合った椅子を選び、作業しやすい環境を整えることも大切です。
具体的なセルフケアの方法
セルフケアでは、座位時間の合間のストレッチや日頃からの運動が有効です。
- ストレッチ:
- 腰回し: 両手を腰に当て、ゆっくりと腰を回します。
- 背骨伸ばし: 椅子に座り、両手を頭の後ろで組み、背筋を伸ばします。
- 腿裏伸ばし: 片足を前に伸ばし、膝を軽く曲げ、上半身を前に倒します。
- 運動:
- ウォーキング: 1日30分程度のウォーキングを目標にしましょう。
- スクワット: 膝を軽く曲げ、ゆっくりと腰を下ろします。
- 腹筋運動: お腹周りの筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減できます。
これらを試しても症状が改善しない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!
きっとあなたの力になれるはずです!
一緒に腰痛を改善し楽しい日々を送りましょう!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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