股関節痛に悩まされているあなたへ
股関節の痛み、本当に辛いですよね。立ち上がる時、歩く時、階段を上り下りする時、寝返りを打つ時など、日常生活の様々な瞬間にズキッとした痛みが走り、憂鬱な気分になることもあるかと思います。股関節痛の原因は様々ですが、適切なケアと治療を行うことで、必ず改善に向かうことができます。そのためには、ストレッチや筋力トレーニング、生活習慣の改善など、自分に合った治療法を見つけましょう。また、日々の生活でも、無理のない範囲で股関節を動かすことや、正しい姿勢を保つこと、体重管理なども大切です。
痛みが和らぎ、快適な生活を送れるようになることを心から願っています。
股関節痛がなかなか良くならない一般的な原因と対策
1. 適切な治療を受けていない
股関節痛の原因は多岐にわたります。変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死、筋肉の炎症など、原因によって治療法は異なります。自己判断で間違った治療を続けていると、症状が悪化する可能性があります。
2. 治療を継続していない
股関節痛の治療には時間がかかることがあります。症状が少し良くなったからといって、途中で治療をやめてしまうと、再び痛みが出てくることがあります。
3. 生活習慣が改善されていない
姿勢が悪かったり、体重が過剰だったりすると、股関節に負担がかかりやすくなります。また、運動不足や冷えも股関節痛を悪化させる原因になります。
- 正しい姿勢を保つ: 立っている時も座っている時も、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つように心がけましょう。
- 適切な体重管理: 肥満は股関節に大きな負担をかけるため、適切な体重を維持するようにしましょう。
- 適度な運動: 股関節周囲の筋肉を強化する運動や、関節の柔軟性を高めるストレッチを、無理のない範囲で行いましょう。
- 体を温める: 冷えは血行を悪くし、筋肉を緊張させるため、体を温めるようにしましょう。入浴やカイロ、温かい服装などが有効です。
4. 他の疾患が隠れている
股関節痛だと思っていたものが、実は腰や膝の疾患が原因だったということもあります。また、稀な病気が隠れている可能性もあります。
5. 精神的なストレス
ストレスは痛みを増幅させることがあります。ストレスを抱えていると、筋肉が緊張しやすくなり、血行が悪くなるため、股関節痛が悪化することがあります。
対策
心身のリラックスを心がけることも大切です。十分な睡眠、趣味や運動、カウンセリングなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
その他
- 加齢: 加齢とともに、軟骨の弾力性が失われ、摩耗しやすくなります。
- 遺伝的要因: 変形性股関節症は、遺伝的な要因も関与していると考えられています。
- 外傷: 過去の怪我や骨折が、股関節痛の発症に関与することがあります。
これらの原因以外にも、様々な要因が股関節痛の改善を妨げている可能性があります。
変形性股関節症の3つの具体的なセルフケア方法
1. 適切な運動
目的
- 股関節周囲の筋肉を強化し、関節の安定性を高める
- 関節の可動域を維持・改善する
- 軟骨への負担を軽減する
方法
- ストレッチ: 股関節周囲の筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋など)をゆっくりと伸ばすストレッチを、痛みを感じない範囲で行う
- 筋力トレーニング: 股関節周囲の筋肉を鍛えるトレーニング(スクワット、ランジ、ブリッジなど)を、無理のない範囲で行う
- 水中運動: 水中でのウォーキングやエクササイズは、関節への負担が少なく、効果的に筋肉を鍛えることができる
注意点
- 痛みを感じたらすぐに中止する
- 無理のない範囲で、徐々に運動強度や時間を増やしていく
2. 生活習慣の改善
目的
- 股関節への負担を軽減する
- 炎症を抑える
方法
- 体重管理: 肥満は股関節に大きな負担をかけるため、適切な体重を維持する
- 姿勢: 正しい姿勢を保ち、股関節に負担をかけないようにする
- 生活動作: 股関節に負担のかかる動作(長時間の立ち仕事、重い荷物を持つなど)をできるだけ避ける
- 食事: バランスの取れた食事を心がけ、過食を避ける。抗酸化作用のある食品(野菜、果物など)を積極的に摂取する
- 睡眠: 十分な睡眠時間を確保し、疲労回復を促す
- 保温: 体を冷やさないように、温かい服装をしたり、入浴する
注意点
- 急激な体重減量や、過度な運動は、体に負担をかけるため避ける
- 症状に合わせて、生活習慣を少しずつ改善していく
3. 温熱療法
目的
- 血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる
- 痛みを軽減する
方法
- 入浴: 湯船にゆっくりと浸かり、体を温める
- カイロ: 痛む部分にカイロを当て、温める
- 温湿布: 温かい湿布を痛む部分に当てる
注意点
- 低温やけどに注意する
4.その他
- サポーター: 股関節をサポートするサポーターを使用することで、関節の安定性を高め、痛みを軽減できる場合がある
- 休息: 痛む時は無理せず、安静にする
- 専門家への相談: 症状が改善しない場合は、専門家(医師や理学療法士)に相談し、適切な治療を受ける
これらのセルフケアを継続することで、変形性股関節症の症状を緩和し、進行を遅らせることが期待できます。
これらを試しても症状が改善しない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!
きっとあなたの力になれるはずです!
一緒に股関節の痛みを解消して、笑顔で快適な日々を送りましょう!

高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。
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