理学療法士の国家資格を持つ整体師が教える股関節痛・変形性股関節症のセルフケア3選【整体院oasis 木更津】

股関節痛に悩まされているあなたへ

股関節の痛み、本当に辛いですよね。立ち上がる時、歩く時、階段を上り下りする時、寝返りを打つ時など、日常生活の様々な瞬間にズキッとした痛みが走り、憂鬱な気分になることもあるかと思います。股関節痛の原因は様々ですが、適切なケアと治療を行うことで、必ず改善に向かうことができます。そのためには、ストレッチや筋力トレーニング、生活習慣の改善など、自分に合った治療法を見つけましょう。また、日々の生活でも、無理のない範囲で股関節を動かすことや、正しい姿勢を保つこと、体重管理なども大切です。

痛みが和らぎ、快適な生活を送れるようになることを心から願っています。

 

股関節痛がなかなか良くならない一般的な原因と対策

1. 適切な治療を受けていない

股関節痛の原因は多岐にわたります。変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死、筋肉の炎症など、原因によって治療法は異なります。自己判断で間違った治療を続けていると、症状が悪化する可能性があります。

 

2. 治療を継続していない

股関節痛の治療には時間がかかることがあります。症状が少し良くなったからといって、途中で治療をやめてしまうと、再び痛みが出てくることがあります。

 

3. 生活習慣が改善されていない

姿勢が悪かったり、体重が過剰だったりすると、股関節に負担がかかりやすくなります。また、運動不足や冷えも股関節痛を悪化させる原因になります。

  • 正しい姿勢を保つ: 立っている時も座っている時も、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つように心がけましょう。
  • 適切な体重管理: 肥満は股関節に大きな負担をかけるため、適切な体重を維持するようにしましょう。
  • 適度な運動: 股関節周囲の筋肉を強化する運動や、関節の柔軟性を高めるストレッチを、無理のない範囲で行いましょう。
  • 体を温める: 冷えは血行を悪くし、筋肉を緊張させるため、体を温めるようにしましょう。入浴やカイロ、温かい服装などが有効です。

 

4. 他の疾患が隠れている

股関節痛だと思っていたものが、実は腰や膝の疾患が原因だったということもあります。また、稀な病気が隠れている可能性もあります。

 

5. 精神的なストレス

ストレスは痛みを増幅させることがあります。ストレスを抱えていると、筋肉が緊張しやすくなり、血行が悪くなるため、股関節痛が悪化することがあります。

対策

心身のリラックスを心がけることも大切です。十分な睡眠、趣味や運動、カウンセリングなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

 

その他

  • 加齢: 加齢とともに、軟骨の弾力性が失われ、摩耗しやすくなります。
  • 遺伝的要因: 変形性股関節症は、遺伝的な要因も関与していると考えられています。
  • 外傷: 過去の怪我や骨折が、股関節痛の発症に関与することがあります。

 

これらの原因以外にも、様々な要因が股関節痛の改善を妨げている可能性があります。

 

変形性股関節症の3つの具体的なセルフケア方法

1. 適切な運動

目的

  • 股関節周囲の筋肉を強化し、関節の安定性を高める
  • 関節の可動域を維持・改善する
  • 軟骨への負担を軽減する

 

方法

  • ストレッチ: 股関節周囲の筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋など)をゆっくりと伸ばすストレッチを、痛みを感じない範囲で行う
  • 筋力トレーニング: 股関節周囲の筋肉を鍛えるトレーニング(スクワット、ランジ、ブリッジなど)を、無理のない範囲で行う
  • 水中運動: 水中でのウォーキングやエクササイズは、関節への負担が少なく、効果的に筋肉を鍛えることができる

 

注意点

  • 痛みを感じたらすぐに中止する
  • 無理のない範囲で、徐々に運動強度や時間を増やしていく

 

2. 生活習慣の改善

目的

  • 股関節への負担を軽減する
  • 炎症を抑える

 

方法

  • 体重管理: 肥満は股関節に大きな負担をかけるため、適切な体重を維持する
  • 姿勢: 正しい姿勢を保ち、股関節に負担をかけないようにする
  • 生活動作: 股関節に負担のかかる動作(長時間の立ち仕事、重い荷物を持つなど)をできるだけ避ける
  • 食事: バランスの取れた食事を心がけ、過食を避ける。抗酸化作用のある食品(野菜、果物など)を積極的に摂取する
  • 睡眠: 十分な睡眠時間を確保し、疲労回復を促す
  • 保温: 体を冷やさないように、温かい服装をしたり、入浴する

 

注意点

  • 急激な体重減量や、過度な運動は、体に負担をかけるため避ける
  • 症状に合わせて、生活習慣を少しずつ改善していく

 

3. 温熱療法

目的

  • 血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる
  • 痛みを軽減する

 

方法

  • 入浴: 湯船にゆっくりと浸かり、体を温める
  • カイロ: 痛む部分にカイロを当て、温める
  • 温湿布: 温かい湿布を痛む部分に当てる

 

注意点

  • 低温やけどに注意する

 

4.その他

  • サポーター: 股関節をサポートするサポーターを使用することで、関節の安定性を高め、痛みを軽減できる場合がある
  • 休息: 痛む時は無理せず、安静にする
  • 専門家への相談: 症状が改善しない場合は、専門家(医師や理学療法士)に相談し、適切な治療を受ける

 

これらのセルフケアを継続することで、変形性股関節症の症状を緩和し、進行を遅らせることが期待できます。

 

 

これらを試しても症状が改善しない場合は、私たち【整体院oasis】にご相談ください!

 

きっとあなたの力になれるはずです!

 

一緒に股関節の痛みを解消して、笑顔で快適な日々を送りましょう!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
金子 隆一
高校卒業後に君津市にある千葉医療福祉専門学校へ入学し、国家資格である理学療法士の免許を取得。卒業後は、木更津市にある君津中央病院へ入職し、整形外科・脳外科・神経内科など様々な診療科目におけるリハビリテーションを学びながら2年間勤務。その後、富津市にある加藤大介クリニックに開業から約20年間勤務し約50000万人の方を施術し、それと同時にスポーツトレーナーとして高校野球部をサポート。昨年2024年4月に木更津市に整体oasisを開業。整体業のほかに地域のスポーツ団体にスポーツ障害の予防を指導し、地域で活動中。